2024.10.29

40歳ワーママ、会社辞めました！

hahayoga

Contents

不惑の歳、退職という選択
新たな挑戦へ
キャリア・アンカーのススメ

不惑の歳、退職という選択

今年で不惑の40歳になった私ですが、17年務めた大手広告会社を退職しました！

環境にも待遇にも恵まれた会社でしたが、人生折り返しに近い年齢になった今、もっと自分”らしさ”が発揮される人生を歩みたいと思っての決断でした。

40歳、不惑の時期

「不惑の40歳」って言葉聞いたことありますか？？

古代中国の思想家・孔子の言葉に由来していて、40歳になると迷いがない状態に達する、という意味です。この言葉は、一般的に40歳を迎えた人が人生の経験を通じて自己理解を深め、将来に対する迷いや不安が少なくなることを示唆しています。

自分の人生を見つめ直してみた

退職を考えた理由は、大きく二つあります。

①ヨガの最後（シャバアーサナ）で涙が止まらなくなることが続いた

ヨガは身体を動かすことで心の状態にも影響を与えます。

ポーズや呼吸法を通じて、内面的な緊張やストレスが緩和され、抑えていた感情が表に出てくるんです。

これまでも涙がでる経験はありましたが、毎回のように続いたのはこれが初めてでした。

本来の自分の思考・価値観に目を背けて生きていることをヨガが教えてくれたんです。

②自分のやりたいことが明確になってきていた

キャリアアンカーってご存知ですか？一言で説明すると「個人がキャリア形成において最も重要視する譲れない欲求や価値観」のことです。要素は8つあるのですが私の上位は「１.ワークライフバランス」「2.自立」「3.奉仕」最下位は「8.管理者」です。

私は2児の母で上の子は中学受験も検討し始めたり、下の子は1年生の壁。会社では人事マネージャーに昇格し、子供たちとの時間を満足に過ごすこともでず、また自分から望むことはなかった管理職という役割に自分らしさをどんどん見失っていきました。

正に私の価値観とは真逆のキャリアを歩んでいたのです。

①②の出来事から

「私は何のために働いているの？こんな背中を娘たちには見せたくない。

もう自分の気持ちを抑えるのは止めよう。

不惑の40歳はもっとワクワク笑顔で働くお母さんになりたーーーーーい！」と退職を決断しました。

退職後

まず2か月間、これまで出来なかったことにとことん時間を費やしました。

・中々忙しくて会えなかった人たち30人に会いに行く

・t-siteにこもり50冊以上本を読み漁る

・体験コーチングを受けてみる

・家族で2週間西日本の旅路に出る　などなど・・・

心の底からの欲求にただただ応えていきました。

最初はフリーになることに不安もありましたが、心から大切にしたい・やりたい事だけに時間を費やし、多くの情報を得たり、体現している人の話を聴くことで、少しずつ自分自身を見つめ直し、らしさを取り戻していきました。

そして今も、そのらしさを活かしたライフプランを模索する楽しさを感じています。そして、諸先輩方に話を聴く中でこのタイミングは20代でも30代でも、一方50代でもなく、この40代が適齢期だったと感じています。

それはいくつか理由がありますが大きくは3つです。

1. 経験とスキルが一定蓄積されている

40代になると、キャリアの中で十分な経験を積み、一定のスキルや知識を身につけた時期です。この経験を生かして、新たな挑戦に取り組む準備が整っているケースが多いと思います。20代や30代の頃は、まだスキルや人脈を築いている段階であり、自己分析や方向転換が難しいこともありますが、40代になるとそれを活用する力が十分にあると思います。