お母さんにこそおススメな日記とジャーナリングの魅力📚
私は17年ほど習慣にしていることがあり、それが日記をつけること。私が物心ついた時から毎晩、ダイニングテーブルで日記をつけていた母の影響が大きいかもしれません。
日記をつけることの魅力は、私にとって心の整理だけでなく、毎日の小さな幸せを見逃さずに感じるための大切な時間です。特に子育てを始めてからは、日々の忙しさに流されがちな感情や出来事を、静かに振り返るための貴重な手段になっています。
また、私が特にお勧めしたいのは3~5年間分が1冊になっている日記です。
今日は17年間、5YEAR DIARYを書き続けている私が特にお母さんに勧める理由や活用法について記したいと思います。
お母さんにこそ薦めたい日記の魅力
子育ての日常の中で見失いがちな自分を取り戻す
お母さんとして過ごす日々は、愛する子どもの成長を支えるために尽力することが中心になりがちですが、ふと気がつけば「自分はどうしたいのか」「自分の気持ちはどうなのか」といった問いが遠くなってしまうことも。
日記をつけることは、忙しい日常から少しだけ自分を取り戻す瞬間になります。
些細な出来事でも、心に残った瞬間をしっかりと書き留めておくことで、その日の出来事をそのまま形にできます。子どもの成長や、夫婦のちょっとしたやり取り、友達との会話など、毎日の中で「あ、これも素敵だったな」と思ったことを記録しておくと、時間が経った後に振り返ったとき、感情がよみがえり、あの瞬間を大切にしたいと思う気持ちが深まります。
また、日記はただの記録ではなく、自分を大切にし、心の声に耳を傾けるためのツールになります。お母さんである前に、一人の女性としての自分も大事にするための一歩として、日記をつけることはとても意味があると思います。
5year Diaryの魅力
大きく5つあります。
①家族の成長を実感できる
同じ日に毎年書くことで、5年間の自分や子供の成長・変化を実感し「今を大切にしよう」と感じる気持ちが強くなります。
「今朝、沢山叱ってしまったけど、娘は3年前の今日、歩けるようになってこんなに嬉しかったんだな・・・」とか
「2年前の冬はこんなに体調崩してたんだな。今年は家族みんな元気でそれだけで幸せだな」とか
しみじみ思うのです。
②日々の記録が手軽に
5年日記ともなると1日当たりの枠が小さめなものが多く、毎日少しの時間で書け、忙しい日常でも手軽に続けられます。
③振り返りやすい
1ページに1年分が並んでいるため、過去の記録を簡単に振り返ることができます。
日々の振り返りもそうですが、私がおススメしたいのは下記2つの記録です。
①家族の病歴記録
私は家族の病歴については一覧で確認できるページを使っています。
こうすることで「長女はこの時期に鼻炎が始まる傾向だな」「次女はこの季節の変わり目は風邪をひきやすいんだな」という傾向が見えて、早めに耳鼻科にかかるなど対策が立てられたり心の準備ができます(ママにとってめちゃ大事ですよね)
②1年間の目標&達成度記録
私は毎年10個目標を立て、毎月月末に確認しては年始の気持ちや決意を呼び覚ますようにしています。軌道修正を図れるというメリットもそうですが、数年前の目標も一緒に確認でき、自分の成長度合いを可視化して見えることで自信がついたり、前向きな気持ちになれたりします。
日本人は特に頑張り屋さんで不安を抱きやすい特性があると言われており、中々自分に対して「頑張ってるよ」「大丈夫だよ、前進しているよ」と思えることが少ないように思います。私もそうです。。。w だからこそ、頑張っている自分を認めてあげる機会の必要性を強く感じるのです。
④思い出が凝縮される
5年間の重要な出来事や感情を1冊で振り返ることができ、貴重な思い出を一元化できます。
私は既に4冊目ですが、1冊目を読み返したりすると生活リズムやワークライフバランスなどは当然違いますが、根底の価値観や志向は変わらないなと、自己理解が深まったりします。
⑤モチベーションを維持できる
毎年の記録が積み重なることで、継続するモチベーションを保ちやすくなります。
ジャーナリングとの違い
少し前から瞑想として「ジャーナリング」を取り入れる人が増えてきたように思います。瞑想としてのジャーナリングは、心の中の思考や感情を静かに書き出すことで、自己を深く見つめ、心の平穏を得るプロセスです。無理なく思考を整理し、内面的な洞察を得るための手段として、リラックスした状態で自分の気持ちに向き合うことができます。
私も日記とは別にジャーナリングもしていて、特に最近は17年間務めた会社を退職し「自分らしい働き方」を模索中なので毎日のようにジャーナリングするようになりました。
実際のジャーナリングノートと日記帳↓
日記とジャーナリングは、どちらも自分の思いや出来事を記録する行為ですが、目的やアプローチに少し違いがあります。
ジャーナリングとは
ジャーナリングは、日記と似ている部分もありますが、より内面的な探求や自己表現に焦点を当てた行為です。ジャーナリングには、深い自己洞察を促すことや、問題解決や創造的な思考の手段として用いられることが多いです。その特徴は・・・
- 自由な形式: ジャーナリングは、必ずしも毎日書く必要はなく、内容や形式も自由です。言葉に縛られることなく、思いつくままに書くことができます。
- 感情や思考の深掘り: ジャーナリングは、感情や思考を掘り下げることを目的とする場合が多いです。単に出来事を記録するだけでなく、自分の心の中を探求し、自己理解を深めるために書くことが一般的です。
- 創造性の発揮: クリエイティブな思考を促すために使われることもあります。アイデアを自由に書き出したり、問題解決の方法を思いついたりするためにジャーナリングを利用することがあります。
- 瞑想的な要素: ジャーナリングは、自己との対話の手段として使われることが多いため、瞑想的な要素を含む場合もあります。自分の心の中を整理し、意識的に思考や感情を吐き出すことで心の平穏を得る手段として使われます。
日記とジャーナリングの違い
特徴 | 日記 | ジャーナリング |
---|---|---|
目的 | 日々の出来事や感情を記録し、振り返ること | 内面的な探求や自己表現、創造的な思考の促進 |
形式 | 簡潔で定期的な記録 | 自由で非定型的な記録 |
内容 | 具体的な出来事や状況の記録 | 思考、感情、問題解決、自己洞察などの深掘り |
頻度 | 毎日書くことが多い | 毎日書かなくても良い |
感情の深掘り | 出来事を中心に、感情は軽く触れる程度 | 感情や思考を深く掘り下げ、自己理解を深める |
創造性の発揮 | 制約があり、記録中心 | 創造的なアイデアを自由に表現することも多い |
さいごに
お母さんが日記をつけることの魅力は、ただ記録を残すことにとどまらず、自分を見つめ直し、心を整理し、子どもの成長を感じ取る大切な時間を作り出すことです。お母さんとして、忙しい毎日を過ごしながらも、少しの時間を使って自分と向き合うことが、心の余裕を生み出し、毎日をもっと豊かにする手助けになります。
また、日記は、日々の出来事や感情を簡潔に記録することが多いのに対し、ジャーナリングは内面的な探求や自己表現、創造的な思考に重きを置いた自由な記録方法です。どちらも心を整理する手段となりますが、目的やアプローチの仕方が少し異なるので、自分の目標や気持ちに合わせて、始めてみると、今しかない時間をもっと大切に豊かに過ごせるかもしれません(^^)