心身の健康

長年鼻炎に悩まされた私のおススメ”鼻うがい”

hahayoga

徐々に寒い日も増えてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

風邪やインフルエンザ、そして新型コロナウイルスの影響も懸念され、トリプル感染や薬不足等のワードもニュースになっている今年の冬。

特にそんな季節にススメなのが

鼻うがい

です!!

私は幼い頃からの慢性的な鼻炎と成人してからの花粉症に悩まされてきましたが、鼻うがいを取り入れたからは年中鼻呼吸ができるようになり、鼻水・鼻詰まりの症状に悩まされる事が大幅に減りました

鼻うがいは、鼻腔に溜まったウイルスや細菌、ホコリを洗い流すことで、感染症の予防やアレルギー症状の緩和にもつながります。冬は乾燥が気になる季節でもあり、鼻の粘膜も乾きやすく、ウイルスに感染しやすい状態になりがち。しかし、鼻うがいを習慣にすることで、鼻の健康を守り、免疫力を高めることができるんです。

1. 鼻うがいの効果って?

鼻うがいをすることで、以下のようなメリットが期待できます。

  • 感染予防: 鼻腔に入ってきたウイルスや細菌を洗い流すことで、風邪やインフルエンザ、花粉症などの予防につながります。
  • 鼻の通りをよくする: 鼻づまりやアレルギー症状を和らげることができます。特に乾燥した空気が多い冬は、鼻腔が乾燥しやすいため、鼻うがいで潤いを与えることが大切です。
  • リラックス効果: 鼻うがいは心地よく感じることもあり、リフレッシュ効果も期待できます。体調が優れない時に気分をスッキリさせる助けにもなります。

また、アーユルヴェーダでは、鼻は脳への直接の経路であると考えており、鼻の浄化は「意識」へも大きく影響するすると考えられています。

2. 鼻うがいはどうやってやるの?

「鼻うがい」と聞いて、最初はちょっと抵抗を感じるかもしれませんが、実はとっても簡単にできます。最初の一歩として、鼻うがい専用の「ネティポット」や「鼻うがい用のボトル」を使うのがおすすめです。これらのアイテムは、専用の塩水を使うことで、鼻腔を優しく洗い流してくれます。

鼻うがいのやり方

  1. 塩水を作ります。市販の専用塩水を使うか、精製水に食塩を少量溶かして使います。計量器があれば1リットルの水に対し、9グラムを溶かせばOKですが、計量器が無い場合は500ミリリットルのペットボトルの水に対し、ペットボトルの蓋にすり切り約1杯の塩を入れると0.9%になります。
  2. 前かがみの状態で「あー」と声を出しながら、洗浄液を片方の鼻に流し込みます。
  3. 流し込んだ洗浄液を反対の鼻の穴から出します。(難しければ流し込んだ鼻の穴から出してもOK)
  4. 洗浄後にやさしく鼻をかみます。

最初は少し不安かもしれませんが、慣れるとスムーズにできるようになりますし、何より、鼻がスッキリして気分も良くなりますよ!

3. 継続しやすい習慣にするコツ

鼻うがいは一度覚えてしまえば簡単ですが、最初はどうしても「面倒くさい」と感じることもあるかもしれません。そんな時は、毎日のルーチンに組み込むと習慣化しやすいです。例えば、朝起きたときや夜寝る前に鼻うがいをすることを習慣にしてしまいましょう。

最初の頃、私はリラックスできるお風呂場でやっていました🛀

また、なるべく手間をかけずに習慣化したかったので、私はポットと使い切りの個包装の食塩が一緒になったこちらを購入しました。この前にコップや他のポットも使ったことがありましたが、私はこのセットにしてから毎日習慣化できるようになりました。

【公式】サイナスリンス キット60包(240ml*60回分)洗浄ボトル付 / 鼻うがい 鼻洗浄 花粉症 アレルギー鼻炎 風邪予防 ウイルス対策 上咽頭洗浄 生理食塩水【ニールメッド】

今朝も使って洗浄後で濡れています(;’∀’)

4.注意点 

私の失敗経験踏まえてかなり調べました!w いくつかありますので逆効果にならない為にも(初期の私)是非お守りくださいませ。

鼻うがいの際は大きく上を向かない

大きく上を向いて鼻うがいをすると、洗浄液が耳に入ってしまう可能性があります。そうすると中耳炎になる恐れがあります。必ず前かがみであまり上を向かないようにしてください。

洗浄液を勢いよく押し出さない

勢いよく注入すると、液が耳に流れ込んだり、鼻の粘膜を傷つけることがあります。初めの頃、私はこれでよく耳まで流れてしまいました💦

鼻うがい中に洗浄液を飲み込まないようにする

飲み込んでしまうと、耳に水が流れ込み、中耳炎になる危険性があります。

鼻うがい後は液を鼻から出すようにする

鼻腔内に残った洗浄液は、顔を傾けて流し出し、やさしく鼻をかんで鼻の中に残らないようにしましょう。鼻の中に液が残っていると中耳炎の危険性があります。

1日2回程度まで

鼻うがいをやりすぎると鼻の粘膜を傷つけてしまい、逆効果になってしまう可能性があります。

お子さまは要注意

小さなお子様の場合鼻うがいを上手くできないことがあるため、保護者の指導の下行ってください。市販の器具を使用するほうがやりやすいです。

誤嚥しやすい方は控える

誤嚥しやすい方は洗浄液が気管支や肺に入ってしまう可能性があります。鼻うがい自体を控えてください。

鼻づまりがひどい・ノドの炎症がある・中耳炎の方

症状が悪化する可能性があるので、これらの方は鼻うがいを行わないでください。どうしても希望される際は医師までご相談ください。

水は必ず温かいものを使う

冷たい水を使うと、鼻腔が刺激されてしまいます。ぬるま湯が理想的です。

清潔な器具を使う

鼻うがい専用の器具は、使う前後にしっかり洗浄し、清潔を保ちましょう。

最後に

鼻うがいは、インドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」の一部として、古くから実践されていました。アーユルヴェーダでは、**ジャラ・ネティ(Jala Neti)**という名前で知られており、これは「水による洗浄」を意味します。ジャラ・ネティは、鼻腔を清潔に保つことが健康に良いとされ、呼吸器系を強化し、アレルギーや風邪、喘息などの症状を予防するために行われてきました。

インドのヨガや瞑想を実践する人々の間でも、呼吸法(プラーナーヤーマ)とともに行われ、心身の調和を保つために取り入れられてきました。

近年、鼻うがいは再び注目されています。特に、風邪やアレルギー症状を和らげる方法として、またインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症予防としての効果が確認され、現代医学でもその効果が認められています。鼻うがいを推奨している耳鼻科も増えてきています。

私がおススメしたもの以外でも鼻うがいを手軽に行うための専用器具(ネティポットや鼻うがい用ボトル)が多く出回るようにもなりました。

是非毎日の鼻うがい習慣で今年の冬を元気に乗り切りましょう!

ABOUT ME
KAORU SENOO
KAORU SENOO
2児の母/ははよが主宰/キャリアコンサルタント
20代、大手広告会社で忙しい日々を送る中、心と身体の改善につながるヨガの資格を取得し、副業で様々なイベントや企業でヨガを広めてきました。 30歳では出産・子育てを経験し、お母さんの大変さ・孤独感を初めて味わいました。そんな私が救われたのは①同じ境遇のお母さん達との交流 ②ヨガの習慣 だったので、自分のように救われるお母さんを増やしたいと考え、①②を掛け合わせた「ははよが」を立ち上げました。 40歳を機に当時人事マネージャーを務めていた会社を卒業し、自身の経験を活かしてよりトータル的に「お母さんの本来の自然美と内なる望みを呼び覚ますヨガ(つながり)の場」を創りたいと考え10周年を迎える「ははよが」の彩を増やして再スタートします。
記事URLをコピーしました